Pro D2 第21節 SU Agen vs Valence Romans Drôme Rugby

34−23でAgenが勝利

Agenは一時、理想的な展開を作った。

後半65分の時点で3トライ差。

ボーナスポイント圏内に入り、試合はほぼ決まったかに見えた。

しかし――

今季何度も課題として浮上している「後半の失速」が再び顔を出す。

終盤にかけてテンポが落ち、ディフェンスラインの整理が甘くなり、点差を詰められる展開。最終スコアは34−23。勝利は確保したものの、内容としては“完全勝利”とは言い切れない試合だった。

Tomasi Fineanganofoの評価

今回、

Tomasi Fineanganofo

が久々にスターティングメンバー入り。No.8での出場だった。

前半30分に一度ベンチへ下がるも、後半52分に再投入。

これは単なる序列低下ではなく、ゲームプラン上の役割調整と見るべきだろう。

スタッツ

  • Carries 7
  • Tackles completed 14
  • Turnovers won 1
  • Turnovers lost 2
  • Defenders beaten 3
  • Dominant tackles 1
  • Penalties conceded 0

数字から見えるもの

守備面の貢献は明確だ。

14タックル成功は出場時間を考えれば高水準。

特に評価したいのはペナルティ0。

規律を守りながらプレーできた点は、首脳陣にとって安心材料だろう。

一方で、キャリー7に対してロスト2は改善余地あり。

ただしDefenders beaten 3は、爆発力が完全に失われていない証拠でもある。

つまり今回のFineanganofoは、

「派手さより安定」

「流れを変える役割よりも、崩れない役割」

を担っていた印象だ。

チーム全体とのリンク

Agenは65分までは理想的だった。

問題は終盤。

疲労管理なのか、ベンチワークなのか、それとも精神的緩みなのか。

この“締めきれなさ”はプレーオフ争いを考えると無視できない。

Fineanganofo個人としては及第点以上。

しかしチームとしては「完成形にはまだ遠い」。

総評

✔ 勝点4は確保

✔ ボーナス目前までいった攻撃力

△ 終盤の失速

△ 試合のクローズ能力

プレーオフを本気で狙うなら、

“65分で決めるチーム”から“80分支配するチーム”へ。

この一歩が必要だ。

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